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VIC州、2010年から子供が同乗する車内で喫煙を禁止

 【メルボルン22日AAP】VIC州は2010年1月1日から子供が同乗している車の中での喫煙を禁止することを決定し、国内では同法を導入する5番目の州となる。SA州、TAS州、NSW州、QLD州ではすでにこの禁止法が導入されている。

 ダニエル・アンドリューズVIC州保健相は22日、メルボルンで2008年~2013年VIC州タバコ規制戦略を発足した。これは2013年までに成人の喫煙率を20%減少させることを目的としている。この戦略のもと、2011年1月1日から店頭でのタバコの陳列が禁止される。

 VIC州政府は反喫煙広告にすでに1200万ドルを投資しており、さらに今後4年にわたり850万ドルを拠出する予定。アンドリューズ氏は「この計画は、妊婦や同州のアボリジニの喫煙率を大幅に減少させることと喫煙者への禁煙支援を目的に開始される」と語った。

 VIC州ではパブ、クラブ、レストラン、カフェ、8000箇所以上の職場、ショッピングセンター、ゲームセンター、未成年者の音楽・ダンスイベント、閉鎖された駅のプラットフォーム、トラムやバスの待合場所で喫煙が禁止されている。

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