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緊急連絡サービス「000」 95%が非常事態ではない

 【ブリスベン30日AAP】QLD州緊急連絡サービス「000」は、ローストチキンの所要時間についての質問、タクシーの要請、タクシー運転手が窓を開けてくれなかったことへの不満など、非常事態以外にも対応しなければない状況にあることがわかった。

 警察は緊急連絡サービスへの通報の60%近くが携帯電話からで、携帯電話の使用可能クレジットが残りわずかなとき、無料の緊急連絡サービスを利用する人が多いとした。

 オペレーション・サポート・コマンド最高責任者のブライアン・コッド氏は「携帯電話に使用可能クレジットがわずかしかない男性がガールフレンドとの待ち合わせに遅れるからと緊急連絡サービスに連絡し、ガールフレンドに伝言を頼むなどのケースもあった」とした。コッド氏は、緊急連絡サービスは命に関わる場合や危機的状況の場合にのみ使用すべきとした。

 緊急連絡サービスへ通報件数は1週間に5000件もあり、そのうち95%が非常事態ではない。緊急の対応が必要な通報件数はわずか100件ほど。

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