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豪政府、グアンタナモ基地の収容者を受入れない決定

 【メルボルン3日AAP】ジュリア・ギラード副首相は3日、オーストラリアが米軍グアンタナモ基地の収容者の身柄受入れを行わないことを発表した。豪政府は、2日夜に受入れ要請を断る旨を米政府に伝えたという。

 ギラード副首相によれば、米政府からの要請は今回で2度目だといい、「08年初頭に、オーストラリアが一部の収容者の身柄の受入れ先になることを検討するようにと、米政府から要請があった」、「このとき、豪政府は要請を断った」、「08年12月に再度、米政府から要請があった。これに対し、豪政府は検討した結果、今月2日夜、収容者の身柄を受入れないことを米政府に伝えた」と述べている。

 また、ギラード副首相は「個々のケースをオーストラリア国内の厳しい安全保障および移民基準と照らしあわせて検討したが、基準が満たされなかったため、受入れ要請は却下された」と説明している。将来、再度要請があった場合、今回と同様に安全保障と移民基準と照らし合わせて検討されるとのこと。

 副首相は、米政府からの2度の受入れ要請は、いずれもブッシュ政権からのものであり、オバマ新政権からではなかったと述べている。

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