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パース国際空港、ぼや騒ぎで1500人が避難 

 【パース15日AAP】15日、WA州パース国際空港の到着ロビーの税関周辺が煙に包まれるという出来事があった。乗客や空港スタッフなど1500人が避難し、飛行機の便に4時間以上の遅れが出た。

 火災緊急サービス局(FESA)は当初、電気系統がオーバーヒートしたとみていたが、後になって喫煙ギャラリー内の吸い殻がちゃんと消されていなかったことが原因とした。FESAのスポークスマン、アレン・ゲート氏はAAPに対し、「どうやら吸い殻が床に落ちて円形格子の中に入り込み、葉っぱや他の吸い殻、紙切れなど乾燥したものに接触して煙が発生したものとみられる」と述べた。

 ターミナルの外で待たされていた乗客たちは、トイレ使用のために建物内部に入ることは許可されていたものの、公共エリアが使用可能となるまでの4時間半、待機を余儀なくされた。同日のパースの予想最高気温は38度で、空港と救世軍は水や軽食を乗客やスタッフに配布した。

 空港の発表によると、エア・アジアXの便は2時間遅れで出発。カンタス航空の香港行きの便、タイ航空のバンコクから到着した便及びシンガポールから到着したシンガポール航空便にはそれぞれ数時間の遅れが出た。

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