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米からの旅行者へ厳重検査 豚インフルで

 【シドニー28日AAP】メキシコを中心に豚インフルエンザの流行が懸念されている中、NSW州では豚インフルエンザに感染している可能性があるとみられる5人が検査を受けている。

 また、シドニー空港には米国方面から複数の飛行機が到着しているが、28日午前8時45分ごろにシドニーに到着したロサンゼルス発のカンタス航空便(メキシカーナ航空との共同運航便)では、メキシコから到着した少なくとも1人が機内で検疫官の厳しい検査を受けた。

 同機の搭乗者であるビウラ・ベネディクトさん(40)はAAPに対し「(検疫官は)特別検査を行うと言った後、検疫官が機内全体をチェックした。豚インフルエンザに関して特に何も言わず、特別な検査を全員に行うということだけ言っていた。」と話した。

 ビウラさんの夫のピーター・ベネディクトさんによると、検疫官はメキシコ人とみられる搭乗者1人を特定して、機内後方でチェックを行っていた。

 同機に搭乗していた人やシドニー空港の検疫所ではマスクを着用している人はいなかったという。

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