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高級食材ロブスターの色の秘密

【シドニー27日AAP】   オーストラリアの科学者は、ロブスター、えび、かになどの甲殻類が調理されると鮮やかなオレンジ色に変わる理由を解明した。

甲殻類はカロチノイド分子を摂取すると、それがたんぱく質と結合することから鮮明な色に変化する。海中の甲殻類はコミュニケーションやカモフラージュのために体の色をコントロールすることができる。しかし、調理の過程でその機能が妨害され、カロチノイドが放出されることで体の色が元来のオレンジ色に戻ってしまう。

ロブスター、かに、えびなどの甲殻類は、その色が鮮明であるほど高い値で販売される。そのため、今回の発見を利用して、漁師はこれらの甲殻類が藻、バクテリアや植物の中にいる赤いカロチノイドやアウタキサンンチンンを摂取できるように工夫することも可能になる。

 

QLD州の科学者のニック・ウェイド博士は「体の色を変化させる機能の働きが明らかになったことで、甲殻類の遺伝的多様性や進化をよりよく理解することができる」と語った。また博士は甲殻類以外にこのような機能を持つ動物はいないことから、甲殻類だけがカロチノイドを使用して色を変化させるという独自の機能を進化させてきたとした。

 

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