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4―6月期、豪への訪問者数が減少 

【ブリスベン9日AAP】   観光業界に関する最新のデータでは、今年の第2四半期における海外からのオーストラリアへの訪問客は昨年同時期と比較して1%の減少となったことが分かった。不況や新型インフルエンザの影響によるとみられている。

オーストラリア観光研究所が発表した報告書によると、オーストラリアを訪問する人の半分が観光目的。4分の1が親族を訪問、残りの16%は商業目的。同時期において、訪問者が1番多い国はニュージーランド人で100万人弱。次いで英国人、日本人となった。訪問者による支出額は168億ドルで昨年同時期と比較すると5%の上昇。特に、中国や韓国、日本からの観光客の支出は8%増となった。

ファーガソン観光相は、世界不況の中、オーストラリアは非常に健闘していると述べた。また、不況や新型インフルエンザのあおりを受けて、今年は世界全体で第二次大戦以降、初めてとなる落ち込みを見せるであろうとしたが、特に英国やハワイ、日本などはダメージを受けていると話した。

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