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砂糖税導入を否定 与野党ともに

【シドニー7日AAP】   オーストラリア医師会(AMA)は今年の栄養基準書のなかで、食品栄養や食習慣の改善を政府に求めた。最優先事項とするソフトドリンクへの砂糖税について、与野党ともに導入の意向はないとしている。

ハント連邦保健相は7日、「保守連合政府はすでに肥満防止への対策を行っている。砂糖税導入の必要はない」と述べた。原材料や栄養価の明記を法制化させ、子ども向けの食べ物のマーケティングの任意制限を支持しているという。

野党労働党のプリバセク副党首も、政府は肥満の蔓延に対処するべきとしたうえで、労働党も砂糖税を導入する考えはないとした。

AMAは、子ども向けのジャンクフードの広告を直ちに止めるよう求めている。特に、幼少時からジャンクフードの広告にさらされることによる影響と、不健康な食生活の習慣化を懸念する。また、病院など健康管理機関に設置する自動販売機の商品も、健康に良いものに置き換えるべきと訴える。

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