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医療職員にインフル接種義務化 NSW

【シドニー13日AAP】   NSW州で6月1日から、脆弱な患者のもとで働く医療職員らのインフルエンザ予防接種が義務付けられる。同州で昨年、子ども数人を含む650人がインフルエンザで死亡した。

ハザード州保健相は13日、「がん病棟や集中治療室、新生児病棟に勤務する看護師や医師らがインフルエンザ予防接種を受けるのが最善だ」と述べた。昨年の予防接種は最善でなかったとされ、今年の接種は世界保健機構による最新版だという。

州政府はまた、紫外線で手の清潔さが判断できる菌探知機をショッピングセンターや電車の駅に設置する。

州政府は2017/18年度、予防接種プログラムに2275万ドルを投じる。これには、5歳以下の子どもを対象とした無料のインフルエンザ予防接種も含まれる。インフルエンザ接種は4月初めから受けられ、完全に効果が出るのはおよそ2週間後。

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