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野党、船の監視強化を支持

【キャンベラ6日AAP】   長さ230メートルの石炭運搬船シェン・ネン1号が3日、認可を受けている航路から約30キロ離れた国立海洋公園の制限区域で座礁した事故を受け、連邦野党は制限区域を通過する船への監視を強化すべきとの意見を支持する姿勢を示した。

ロックハンプトンの沖合にあるダグラス礁で身動きがとれなくなったシェン・ネン1号の船体からは重油が流出し、油を封じ込めるために船体の周りに防材が設置される予定。今回の環境被害によって、リーフ周辺を通過するすべての貨物船はマリン・パイロットを乗船させるべきとの声が強まっている。

豪海洋局は航路から外れている船を発見する遠隔監視システムを強化する必要性があると主張した。さらに、野党運輸スポークスマンのトラス氏はコモンウェルスが指定する海域では違法漁業を防ぐために小型船の監視が行われることから、このシステムが大型船にも適用されることは論理的に思えると述べた。この事故を受け、連邦政府は運搬規則を厳重化することを検討する予定。

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