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山火事検知カメラ 試験的実施の結果

【シドニー25日AAP】   コモンウェルス科学研究所(CSIRO)は2月~4月にVIC州のオトウェイ山脈とNSW州のタマット周辺で山火事を早期に検知するための遠隔操作カメラを試験的に導入した。

山火事協力研究センターが25日に発表した報告書で、カメラは昼夜を問わず山火事を検知することが可能だが、火の見やぐらにいる訓練を受けた監視員よりも、検知速度が遅く、信用性に欠けることがわかった。

ロバート・マクルランド司法長官とワンNSW州緊急サービス相は共同声明文で「報告書によると、山火事の主要検知方法としてカメラを頼ることはできないが、特に夜間の時間帯に補助的な方法として使用することは可能だ」と語った。

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