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妻殺害の米国人 国外追放される

【キャンベラ25日AAP】   2003年10月、グレートバリアリーフでスキューバ・ダイビング中に新婚のティナ・ワトソンさんが溺死した事件で有罪とされたゲーブ・ワトソン元受刑囚は刑期を終え、25日正午すぎ、オーストラリア移民局及びQLD警察の同行のもと、米国に送還された。

殺害されたティナさんとワトソン氏は当時、新婚旅行でオーストラリアを訪れていた。裁判で有罪を認めたワトソン氏に対して18カ月というきわめて寛容な判決を言い渡したが、ワトソン氏の故郷である米アラバマ当局はこれを不服としており、ワトソン氏が米に到着次第、殺人及び誘拐罪で起訴するとみられている。しかしアラバマ州では死刑が認められていることから、オーストラリア政府は米政府に極刑にはしないよう要請し、これが受け入れられたと述べた。

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