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日本の捕鯨をめぐり野党から圧力

【キャンベラ3日AAP】   連邦政府は、南極海における日本の捕鯨活動中止させるように求める保守連合と野党から圧力を受けている。1日、反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」の船が日本の捕鯨活動を妨害したことで、日本の調査捕鯨船が放水するなどして対立した件を受け、野党と緑の党は政府に監視役を果たすように要求した。

アボット野党党首は、政府はオーストラリアの立場を明確に示すべきと強く主張し、「それはつまり、我々は捕鯨に反対であり、日本は捕鯨活動を直ちに中止すべきということ。我々は捕鯨をやめさせるためにあらゆる正当な努力を続けるべき」と語った。

野党環境スポークスマンのハント氏は、政府は年間を通して捕鯨活動を監視する役割を担うべきとした。一方、緑の党はオーストラリア領南極海での捕鯨活動を禁止することを目的とする法案の導入を提案した。

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