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現在のオーストラリア国旗に賛否両論

【パース26日AAP】   オーストラリア・デーには、オーストラリアがイギリス連邦のメンバーであることに対して、しいては現在のオーストラリア国旗のデザインについて賛否を問うことがここ近年でよく聞かれるようになった。

現在、オーストラリアはイギリスの女王を国家元首とする君主制であるが、これに関して、オーストラリア国内ではイギリスから独立すべきだという世論が近年高まっている。これに伴い、オーストラリアの国旗にはイギリスの国旗のデザインである「ユニオン・ジャック」が描かれていることから、国旗のデザインを変えようという声も高まっている。

今年のオーストラリア・デーも例外ではなく、著名人やスポーツ選手などが国旗デザインの変更を訴えた。しかしその一方で、現在の国旗デザインを保持しようという声もある。WA州のバーネット首相がその1人で、同首相は「現在のオーストラリアの国旗は過去に戦争で戦った人々の勇気の象徴である。国民は誇りを持って国旗を掲揚すべきだ。国旗を自家用車に掲げて走行している人がいるように、現在の国旗がデザインされたシャツを着て出かけよう。国旗は我々の誇りだ」と述べた。

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