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豪州で女性の肺がん発生率が急増

【シドニー4日AAP】   オーストラリアにおける肺がんの発生率に関する最新の報告書が4日発表された。それによると、男性の肺がん発生率が減少傾向にあるのに対し、女性の間では急増しているという。

オーストラリア健康福祉研究所の報告書によると、1982年から2007年までに、女性の肺がん発生率は72%も上昇した。一方、男性における発生率は3分の1近く低下した。この男女間の格差について報告書は、「男女間におけるタバコの喫煙の歴史的な違いが影響しているのでは」としている。

男性の喫煙率は20世紀中盤から減少し始めた結果、1980年代から肺がんの発生率も激減した。しかし、女性の間での喫煙の普及率は1970年代半ばにピークを迎え、男性よりも大幅に遅れたことが原因で、肺がんの発生率もいまだに増加し続けている可能性がある。

オーストラリアがん協会のイアン・オルバー会長は、「女性をターゲットにしたタバコの銘柄数を考えると、タバコの箱をスマートでおしゃれなファッションのアクセサリーにしようと、タバコ会社がどれだけ努力しているかわかる」として、喫煙が魅力的な行為だというイメージを払拭することが肺がんの発生率の削減に重要だと述べた。

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