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アーチボルド賞は顔なし画のストリア氏

【シドニー30日AAP】   オーストラリアで優れた肖像画作品に与えられる「アーチボルド賞」の2012年受賞者が、NSW州立美術館で30日に発表された。受賞者はNSW州在住のティム・ストリア氏(52)。

入選作「The histrionic wayfarer (after Bosch)」は、オランダ・フランドル派の画家ヒエロニムス・ボスの作品を土台にしており、ヘルメット帽の顔なし人物が、愛犬「スマッジ」をバックパックに担いでいる姿が特徴だ。メガネをかけているもの顔がないため、肖像画に与えられるはずの同賞をめぐり物議をかもし出している。だがよく見ると、犬の視線の先には、空中にはためく小さな紙片上に、ストリア氏の自画像が描かれている。

シドニー生まれの同氏は、現在バサースト在住で創作活動を続ける。昨年も類似の顔なしの自画像で、同賞のファイナリストにまで選ばれている。今年は800以上の応募があり、最終選考で41作品にまで絞り込まれた後、同氏の作品が入賞した。

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