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人口増 国民の多くが「支持しない」

【キャンベラ15日AAP】   オーストラリア国立大学が行った調査から、人口増を望む国民は10人中3人に過ぎないとわかった。次期連邦選挙を控えて与野党が移民政策に取り組むなか、劇的な結果を表した。

現在の国内人口は2,500万人超。成人2,000人を対象とした調査の結果、69.6%が「人口増を望まない」と答えた。主な理由として高い住居費、主要都市の混雑、交通混雑や雇用の安定に関する問題があげられた。2010年に同様な調査をした際には45.8%が人口増を支持していた。15%減の背景には、男性の支持率減少が大きいとされる。

年代別では、25~34歳が人口増を最も支持する。さらに、高等教育を受けた人や、特に英語圏外からの移民が人口増を支持するとわかった。政党別ではグリーンズ(緑の党)支持者が人口増を最も支持。保守連合支持者は最も少なかった。

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