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シドニー 夜間経済規模で大幅損失

【シドニー12日AAP】   近年、世界の主要都市で夜間の個人消費や雇用増加など、“ナイトタイムエコノミー”といわれる経済規模が注目されている。シドニーのナイトタイムエコノミーは、年160憶ドル近い損失と見積もられる。

デロイット・アクセス・エコノミクス社の報告によると、シドニーの夜間経済規模は現在、年270憶ドル。夜間の経済活動を最大限に活用することで430憶ドルまで経済規模は上がるという。シドニー・モーニング・ヘラルド紙が伝えた。

国内のナイトタイムエコノミー市場は、全国内経済の3.8%を占める。英国は6%。シドニー中心にあるクラブやホテルなどは、2014年にキングスクロスで導入されたロックアウト法を和らげるよう、NSW州政府に働きかけている。

ベレジクリアン州首相は、「常に改善の余地はある。関連組織と連携を続ける」とコメントした。

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