【シドニー11日AAP】 米ボーイング社の最新飛行機「ボーイング737MAX8」が半年以内に2度墜落した。国内航空会社も同機を発注しているが、航空専門家は心配の必要はないとの見解を示す。
10日にエチオピアで発生した墜落事故では157人が死亡。数か月前にはインドネシアでも犠牲者189人を出す事故が発生している。両事故ともに、離陸後数分で墜落した。エチオピア航空は11日午後、安全措置として737MAX8機の運航停止をツイッターで発表した。中国も航空会社らに同機の運航停止を命じた。
737MAXシリーズは年内に国内に納品予定。バージン・オーストラリアはMAX8を30機、MAX10を10機発注済みだ。
業界で40年以上の経験を持つ、航空専門家のジェフリー・トーマス氏は、「同シリーズに欠陥があるとの判断は時期尚早。問題があればボーイングが対応する」「新型機は燃料をおよそ15%削減する。良いビジネス決定だ」とコメントした。
ボーイング737MAXシリーズは全世界で5,000機以上が発注され、350機が納品された。
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