政治

接戦のNSW州選挙 党首らも投票所へ

【シドニー23日AAP】  州選挙当日を迎えたNSW州では、23日午前8時から投票が開始となった。野党労働党のデイリー党首はマトラビル(Matraville)のパイショップに立ち寄り、ミートパイとイチゴミルクを注文し、その後、家族とともに近くの学校に設けられた投票所へ向かった。投票前の世論調査では、連立政権が敗北するとしており、接戦が予想される。

 

デイリー党首は選挙日を迎え「混沌としたまま8年間も居座り続けた政権から、NSW州民がようやく生活を取り戻す日が来た」と述べた。また、アジア人移民に対するコメントで批判を受け謝罪したことについては、「人間だから間違えることもある、大切なのは自分を立て直すことだ」と述べた。

 

一方、ベレジクリアン州首相も23日朝、ウィロビー小学校に設けられた投票所で一票を投じた。同首相は自身の率いてきた政権についても「ちろん完璧ではない」とした上で、「この素晴らしい州の人々のために、仕事を遂行することだけを考えてきた」と話した。

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