政治

アボット氏が28代目首相に就任

【キャンベラ18日AAP】   トニー・アボット氏が18日、オーストラリアの28代目の首相に就任した。同氏が率いる連合政権は、炭素税の廃止、難民船の阻止、連邦予算の改善などの選挙公約を実現するため、尽力すると抱負を述べた。

アボット氏は同日午前10時30分ごろ、キャンベラの総督官邸で、ブライス総督により正式に首相に任命された。就任式では両親や妻、3人の娘、2人の姉妹らが同氏を見守った。自らの就任式後、首相は総督と最初の行政評議会を開催。また午前11時から、11人の閣僚と12人の政務次官がそれぞれの役職に宣誓就任した。

副首相はインフラ・地域開発大臣に就任した、国民党党首のウォレン・トラス氏。他の主要な閣僚としては、外務相にジュリー・ビショップ氏、雇用大臣にエリック・アベッツ氏、法務長官にジョージ・ブランディス氏、財務相にジョー・ホッキー氏が就任。全員の就任式が完了するのに2時間近くかかった。

アボット新政権は、下院150議席のうち90議席以上を占める。それに対し、労働党議員は55人で、あとは無所属議員が5人ほどになる見込み。

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