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豪州の住宅価格、堅調な伸びを示す

【ブリスベン1日AAP】   オーストラリアの州都の住宅価格が、ここ3年で最も早いペースで上がっている。

州都の住宅価格は先月、平均で1.3パーセントの上昇となった。シドニーでは2.4パーセントと、年間で11.6パーセントの上昇を示し、2010年半ばから毎年堅調な伸びを示している。

メルボルンは1.2パーセントの上昇で、年間7.8パーセントのペースだ。ただし、パース、ホバート、キャンベラでは下落している。

州都の住宅価格の中央値は51万1000ドルで、年間成長ペースは7.9パーセントと、ここ3年で最も早いペースだ。

セント・ジョージ銀行のエコノミストは、シドニーの住宅価格の中央値は61万ドルと、特にNSW州で新しい住宅の供給不足が価格を押し上げていると分析し、「住宅ローンの低い利率と繰延需要は、住宅の価格上昇に拍車をかけている」と話している。

また、コモンウェルス銀行のエコノミストは、住宅所有者は不動産を所有することに富裕効果を感じているという。

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