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14歳雇用の売春宿経営者 懲役逃れる

【シドニー16日AAP】   キングスクロスの売春宿経営者が14歳の少女を働かせたとして有罪になった件で、16日に開かれた裁判で、裁判長はこの経営者に対して執行猶予2年の判決を言い渡した。

2011年7月、売春宿「スパークリング・シャンデリア」に14歳の少女が泥酔状態で入店し、店主のジェニファー・アン・ウェザーストン被告(50)に対して雇って欲しいと述べた。被告は少女を雇い、客2人をあてがった。少女はうち1人と性的交渉を行った。

シドニーのダウニングセンター地方裁判所で開かれた裁判の中でガーリング裁判長は、ウェザーストン被告が少女の年齢を確認する義務を怠った点について、「深刻な犯罪だ。少女が18歳以上でないことは明らかだったはず」と述べた。

一方で、同被告には犯罪歴がないこと、良好な人格や精神状態の不安定なことなどを刑の決定に考慮したと述べた。

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