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連邦政府、南極海での捕鯨監視を続ける

【メルボルン13日AAP】   連邦政府は、税関船を南極海に送り日本の捕鯨活動及びシーシェパードの攻撃的な阻止活動の監視を続けている。

オーストラリア税関は12日午前、監視飛行機を南極海に派遣。日本の捕鯨船と環境保護団体シーシェパードの活動船が法律に違反するような行為をしていないかを監視する。シーシェパードは、今シーズンの捕鯨活動が始まってから、日本の捕鯨船上で死んだクジラを確認したとしている。

連邦政府が南極海で日本の捕鯨活動を監視するのは今回で2度目。前回は6年前に行った。アボット政権は、選挙公約として日本の捕鯨活動を税関船でもって監視するとしていたが、船の手配ができず飛行機に変えた。ハント連邦環境相は、「大事なのは、両団体が安全な活動を続けるよう我が国が南極海で監視を続けているということだ」と述べた。

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