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NSWのTAFEでリストラ400人

【シドニー9日AAP】   野党グリーンズが9日に発表したデータでは、去年1月以降、NSW州のTAFE(職業訓練校)では395人の人員削減があったことが明らかにされた。

このデータによると、シドニー周辺のTAFE3校でおよそ260人、ハンター地方及びイラワラ地方のTAFEで40人がリストラされた。

2015年に施行される新制度においては、政府の助成金がTAFEのみならず私立の職業訓練校にも支給されるようになり、これまでTAFEは優位にあったものが、今後はこれらの学校との競争を余儀なくされる。

グリーンズは、「NSW州のTAFEが経費削減対策を講じていることで、職員、学生また教師らに悪影響を与えているが、今後この状況はさらに悪化するとみられている」と述べた。

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