【シドニー25 日AAP】 シドニー中西部に、辛口で知られるラジオコメンテーターのアラン・ジョーンズ氏が猿ぐつわをはめられた壁画が描かれた。
アーティストのスコット・マーシュ氏は25日午前、ジョーンズ氏の壁画をハッシュタグ#wouldntitbenice とともに投稿した。リスナーの怒りを買うような過激な発言で知られるジョーンズ氏は、白いシャツにピンクのスーツとネクタイ姿で、赤いボール状の猿ぐつわをはめている。
ジョーンズ氏は先立って、ニュージーランドのアーデン首相が気候問題について「オーストラリアは太平洋地域に回答する必要がある」と述べたことを受けて、「モリソン首相はアーデン首相の喉に靴下を突っ込むべき」と提案した。ジョーンズ氏はその後発言を謝罪したが、雇用主のマッコーリー・ラジオから解雇を脅かされた。同氏の朝番組からも広告企業数社が撤退した。
マーシュ氏は、「かなり不快なコメントだ。過去にも同じようなことをたくさん言っている」と話した。ジョーンズ氏の壁画を描くよう多くの要請を受け、作製中もたくさんの支持を得たという。マーシュ氏はこれまでにもトニー・アボット元首相が自らと結婚する絵など、議論の的となる壁画を多数描いてきた。
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