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女性の喘息関連の死亡 減少傾向に 調査から

【アデレード15日AAP】   オーストラリア統計局(ABS)の新調査によると、国内で女性の喘息関連の死亡件数が減少しているが、男性の死亡件数は未だ停滞していることが明らかになった。

 

調査結果によると、2017年の死亡件数は女性300人、男性141人だったのが、昨年は女性250人、男性139人と女性の数が減少していた。

 

オーストラリア喘息対策委員会(NACA)は、女性の死亡件数の減少は様々な要因が含まれているとみている。NACAによると、2016年にメルボルンで嵐を伴う嵐で喘息発作が多発した後で、重度の喘息治療への技術開発がなされたことと、喘息の危険性への認識が高まったことが挙げられる。

 

州別に見ると、2018年にはNSW州が死亡件数152件と最も高く、次がVIC州の89件だった。

 

 

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