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低所得世帯に無料ソーラーパネル NSW

【シドニー22日AAP】   NSW州政府は、1,500万ドルを拠出して同州に住む低所得世帯にソーラーパネルを無料で設置する。年300ドル以上の光熱費削減となり、最大で住宅3,000棟が恩恵を受ける見通しだ。

1台およそ4,000ドルのソーラーパネルは、セントラルコースト、北部沿岸部、南部沿岸部、シドニー南部、イラワラ・ショールヘーブンの5地域で試験的に設置される。自宅と有効なコンセッションカードまたは退役軍人省のゴールドカードを所有し、低所得世帯向け払い戻しを10年間受けていないことが対象資格となる。

キアン州エネルギー相は22日、「低所得世帯にとって、ソーラーパネルの購入と設置は手が出せないものになり得る」「電気代の節減に加え、再生エネルギーの生産量を増大させ、汚れのない、安価で信頼できる電力グリッドを支援する」と語った。

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