その他

糖尿病 心の病気のケアも必要

【シドニー26日AAP】   NSW州糖尿病協会によると、糖尿病の患者にとってうつ病や不安は主要な問題だが、その治療や観察はほとんどされていない。

同協会によると、オーストラリアで糖尿病を患う100万人の半数がうつ病を経験している。精神的問題を発症するリスクも糖尿病患者では2倍だ。

しかし、98%の人は自身の糖尿病管理計画に心のケアを含んでいない。多くの人が、糖尿病の診断とともに発症する精神健康面の問題の対処が難しいと感じている一方、GP(一般医)にサポートを頼らず、助成金サービスの利用もしていない。

糖尿病患者は、GPの紹介状があればメディケア負担でカウンセラーを予約できる。また、糖尿病の専門家と話したい人も、NSW州糖尿病協会に電話(1300 342 238)が可能だ。患者の精神健康面も考慮するようGPに奨励する、「糖尿病と健全な心のキャンペーン」を同協会は立ち上げた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら