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切手代1.10ドルに 消費者委が承認

【キャンベラ14日AAP】  オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)は、オーストラリアポストが来年1月から、通常郵便の配達料金を現行の1ドルから1.10ドルに値上げすることについて、これを受け入れる方針を明らかにした。

 

ACCCは、オーストラリアが値上げによって、配達サービスに必要な経費を超えた額を請求し、利益を上げようとしているのではないと判断したもよう。オーストラリアポストは今年8月、特別郵便やコンセッション割引、クリスマスカード用の切手は値上げ対象から除外すると説明していた。

 

郵便サービスは2018年~19年で7,600万ドルの損失を計上しており、2020年~21年の損失額は1億600万ドルに達すると予想されている。ただ、ACCCは国内の郵便料金は海外の水準まで引き下げられていないとして、オーストラリアポストによる業務の効率性レベルを今後も監視するとしている。

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