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減圧症のダイバー 搬送先病院で死亡

【シドニー6日AAP】   NSW州中央沿岸部でスキューバ・ダイビングをしていた女性が減圧症にかかり、病院に搬送された件で、この女性は同日午後、死亡した。

5日午前、女性ダイバー(33)は、テリガル沖合にある海軍軍艦が海底に眠る有名なダイビングスポットでスキューバ・ダイビングを楽しんでいたが、途中で不調を訴え、友人らの助けを借りて海底30メートルから船上に運ばれた。

船上で蘇生措置を受けた後、搬送先の病院で、急激な気圧の変化で発症する「減圧症」と診断され治療を受けていたが、同日午後4時ごろ、死亡が確認された。

ダイビング・ショップ「ダイブ・センター・マンリー」の店長によると、スキューバ・ダイビング中に減圧症にかかり死亡するケースは50万分の1ぐらいで、その確率は非常に低いという。

この店長の話では、スキューバ・ダイビングにおける安全な最大潜水範囲は毎分18メートルだという。今回のケースでは、死亡した女性の肺にガスが発生し、内臓を破損したのだろうと述べた。

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