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遺伝子組み換え規制緩和へ SA

【アデレード1日AAP】  SA州で1日、同州政府が15年間にわたり承認を見送っていた、農家による遺伝子組み換え(GM)の種子や収穫物の取り扱いについて、これを認める条例がカンガルー島以外のSA州全土で施行となった。

 

SA州のウェットストーン第一産業相は、遺伝子組み換えの規制緩和について、州内の農業セクター支援と雇用創出に貢献するとして高い期待を寄せた。ただ、州議会が2月に再開した際には、グリーンズ(緑の党)のパーネル議員が反対動議を提出することが予想されている。

 

労働党とSAベスト党は、これまで2度にわたりSA州政府による遺伝子組み換えの種子や収穫物の解禁を阻止している。ウェットストーン第一産業相は、規制緩和は高水準の専門家による見直し、業界やコミュニティによる集中的な議論、アドバイザリー委員会などからの提言を得て緩和を決めたと説明した。

 

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