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人質犯の元恋人、一時保釈を取消

【シドニー22日AAP】   シドニーのカフェで発生した人質立てこもり事件の犯人の元恋人で、殺人罪で起訴され一時保釈中だった女性に関して、22日、シドニーのダウンニング・セントラル地方裁判所で開かれた審理で裁判長は、この女性の一時保釈許可を撤回し刑務所に収監させるとした。

アミラー・ドロウディス被告(34)は、2013年4月にノリーン・ヘイソン・パルさんを刃物で刺し殺害した上、火を放ったとして同年11月、起訴された。ドロウディスさんはシドニーのカフェ人質殺人犯、マン・ハロス・モニスの元事実婚パートナー。ドロウディス被告は昨年12月、保釈申請を認められた。

この日の裁判でヘンソン裁判長は、「現在の一時保釈許可が延長されることで許容不可能な危険が発生する可能性がある」と述べた。

今回の保釈却下に至ったいきさつは、モニスが人質事件を起こした時、保釈中だったことから、州法務相が被告事件管理会議に対して保釈条件を再考するよう要請したことが背景にある。

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