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海外サイト商品の非課税対象額、要廃止

【シドニー26日AAP】   オーストラリアの小売業者らは、海外ネットサイトで購入された商品に対し、GST(物品・サービス税)の対象となるよう求めている。

連邦政府は、海外の少額商品についてGST対象とするか検討すると、フリデンバーグ財相補佐は話す。

現在、海外サイトで購入された1000ドル未満の商品は10%のGST対象外。国内業者の多くがネットショップも併営するなか、GSTの有無で海外サイトに価格優位性があるとされる。オーストラリア小売業協会は、「現在の規制は、国内の小売業に損害以外の何も与えていない」「(海外商品の)GST対象額は少なくとも30ドル、できれば全額が望ましい」と話した。

国内デパート最大手のマイヤーは、現在の規制は国外の雇用を促進しているのみだとし、今回の再検討を歓迎した。同社は年間3億ドル以上のGSTを収集している。「海外サイト商品にGSTを課すことで、政府は10億ドルの潜在所得がある」と、同社のブルックス最高責任者は話した。

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