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名門校の生徒わいせつ被害 審問始まる

【シドニー23日AAP】   シドニー北部ワールーンガにある名門の男子校「ノックスグラマー・スクール」を舞台に1970年代以降、複数の教師が生徒に対してわいせつ行為をしていた件に関する審問が始まった。被害に遭った元生徒らが証言した。

23日に開かれた「性的暴行審議会」で証言をしたのは、1974年、7年生で同校に入学したARYさん。4年間在校したが、14歳の時に科学の教師だったロジャー・ジェームスによってわいせつ行為を受けた。ARYさんは、高額の学費を払ってくれている親に事実を話すことができずずっと悩んでいたという。

ARYさんによると、ジェームスを含む教師3人が生徒に対してわいせつ行為をしていることは周知の事実で多くの生徒が知っていたと言う。「30年以上も同校の学長を務めたイアン・ペターソン氏がこの事実を知らないとは思えない」と話した。ノックスグラマー・スクールが行った内部調査ではペターソン氏が警察に通報した記録は全く見つからなかったという。

同校で生徒へのわいせつ行為で起訴された元教師は5人。うち、ジェームスを含め3人が罪を認めている。

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