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国内初の死者 新型ウイルス

【パース1日AAP】   国内初となる、WA州の高齢の男性が新型ウイルスに感染して死亡した。

WA州のロバートソン医務部長は1日、パースのサー・チャールズ・ゲアドナー病院で78歳の男性が死亡したと発表した。男性の妻も数日前に感染が確認され、同病院で安定した状態にある。2人はクルーズ船のダイヤモンド・プリンセスから退避してきた。ロバートソン医務部長は、「男性は70台後半で、慢性疾患を抱える可能性も高い」と話した。

同州のマクゴーワン首相は、男性の身元は明らかにしないとして、州民に生活スタイルを変えないよう呼び掛けた。また、マスクの着用は必要ないが、インフルエンザの流行に備えて予防接種を受けるよう呼び掛けた。

連邦政府は先立って、イランからの外国人の入国禁止を発表した。NSW州で1日、イランからシドニーに到着した40代の男性と50代の女性が新型ウイルスに感染していると確認され、同州の感染者は6人になった。また、イランから帰国したVIC州の女性やゴールドコーストの女性も感染が確認された。

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