【シドニー12日AAP】 結婚式を目前に控え殺害された女性教師を追悼するため、この教師が住んでいた町では12日、多くの気球が空に舞い上がった。
12日、NSW州中央西部の田舎町カノウィンドラでは、殺害されたスティファニー・スコットさんを追悼するピクニックが催され、数十の気球と共に、スコットさん追悼のシンボルカラーとして用いられている黄色の風船も数百個が空に放たれた。
父親のロバート・スコットさんは参加者に対して、「いつも明るくて楽しいことが大好きだったステファニーのことを覚えていてほしい」と話した。
リートン高等学校でドラマと英語課目を教えていたステファニーさんは、同じ町に住むビンセント・スタッフォード容疑者(24)に殺害された上、近くの国立公園内で焼死体として発見された。
ステファニーさんは11日、5年の付き合いの末、婚約したアーロン・リーソン・ウーリーさんとの結婚式の予定だった。非常に悲しい結末となったこの事件に関して、ステファニーさんを追悼するために、多くの女性がウェディングドレスの写真をソーシャルメディアに掲載した。