生活

失業者が増加 新型コロナ影響

【キャンベラ23日AAP】   新型コロナウイルスの影響で国内のパブや屋内施設などが閉鎖されるなか、今後の雇用情勢や収入について心配する国民が増えている。

小売店でカジュアルで働くビートリス・タッカーさんは、勤務時間が週15時間から4時間に減少した。過去に肺疾患を患い、ハイリスクのタッカーさんは、借りている自宅の立ち退きを強制されるのではと心配する。

カフェで働くアリスター・トンプソンさんも先週、勤務先の建物が閉鎖されたため同僚4人とともに職を失った。カジュアルの仕事を見つけたが週1日だけだ。

政府は先立って発表した助成金時給者への一時金750ドルに加え、7月にさらに750ドルを支給すると決定した。また、4月27日からジョブシーカー、ユースアラウアンス、ペアレンティング・ペイメント、ファーム・ハウスホールド・アラウアンス、スペシャル・ベネフィットの受給者に2週間で550ドルの特別手当を支給するが、即座に支給を開始すべきと非難の声が上がっている。

国内ですでに1,500以上の職が失われ、損失賃金はおよそ120万ドルと見積もられる。

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