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さんご礁保護 専門調査団を発足

【ブリスベン7日AAP】  ユネスコ世界遺産委員会が今年6月、QLD州のグレート・バリアリーフを危機遺産リストに加えるかどうかの決定をするのを控え、同州政府は、科学者らによる専門調査団を新たに発足させると発表した。

科学者ら23人の専門家からなる調査団は、危機遺産リストへの登録を阻止するのが狙い。QLD州のスティーブン・マイルズ環境・遺産保護相は、「グレート・バリアリーフを保護するために設けられた水準まで水質を改善するため、調査団に助言を求めていく」と説明した。

具体的には、2025年までに窒素の80パーセント削減、流送土砂の50パーセント削減の目標達成の具体策を調査団が決定する。調査団の発足は、今年3月にQLD州と連邦政府が共同で発表したThe Reef 2050 Planによるもので、これが危機遺産に登録されるかどうかの判断の主な基準になるとみられる。

世界自然保護基金のニック・ヘス氏は、危機遺産リストへの登録を回避するには、プランを具体的な行動に移す必要性があるとして、調査団の発足は好意的にとらえているものの、具体的な削減目標を抱えるなかでの難しい任務になるだろうと述べた。

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