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「テレヘルス」導入 80%以上抵抗あり

【ブリスベン27日AAP】  連邦政府はフェイスタイムやワッツアップなどのビデオ電話プラットフォームを利用し、遠隔地から一般開業医(GP)や専門医、精神科医などの医療サービスを受けられる「テレヘルス」システムを導入予定だが、多くの人がデータ流出やなりすまし被害などを心配していることが分かった。

 

連邦政府は30日から、国民全員がSNSプラットフォームを利用した診察を受けられるようにする方針だが、1,000人以上を対象とした調査によると、全体の80%以上の人がこのようなシステムを使うことに不安を感じていることが分かった。10人中7人がデーター保護やなりすましなどの問題を懸念していた。

 

医療専門家のクック氏は、適切な方法でコミュニケーションが行われることが重要とした上で、高齢者なども含め、このようなサービスが有意義に使われるべきとの見方を示した。また、新型ウイルス対策を通じ「以前とは異なる働き方や人との付き合い方、サービスの提供の仕方を学ぶことになる」と話した。

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