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国内経済6.7%減を予想 IMF

【キャンベラ15日AAP】   国際通貨基金(IMF)は、オーストラリアの経済が今年6.7%下落すると予想する。パンデミック終了後も2年は失業率が高いままと予想され、1930年台の世界大恐慌以来の低迷になる見通しだ。

IMFは2021年にオーストラリア経済は6.1%回復すると見積もる。国内失業率は2020年が平均7.6%、2021年は8.9%と見積もられ、オーストラリアの業績はトップ20か国中、下から3分の1と予想される。

連邦政府はこれまでに国内総生産(GDP)の16.4%に相当する3,200憶ドルを新型コロナ経済危機に投入した。連邦準備銀行も、中小企業を支えるため900憶ドルを金融システムに投じた。フライデンバーグ財務相は、「連邦予算は11年ぶりに均衡がとれた。GDPは米国や英国のおよそ4分の1、日本の7分の1に過ぎない」と話した。

野党のチャルマーズ影の財務相は、「雇用補助のジョブキーパー政策にカジュアル労働者を含めば、今後数か月で失業する何百万もの雇用を救える可能性がある」と訴える。

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