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住宅オークション再開へ NSW

【シドニー3日AAP】   新型コロナウイルスの新たな規制緩和として、NSW州で不動産物件のオークションや公開内見が許可されるようになる。

NSW州で来週末から、不動産物件のオークションや公開内見が許可される。不動産業者はオークション参加者や住宅内の人数を制限し、建物内外に触らないなど厳しいガイドラインに従わなければならない。また、オークション参加者や内見者の記録を義務付けるとともに、社会的距離が保てるように公開内見の時間延長も考慮するよう求められている。

ハザード州保健相は3日、「感染拡大防止に向けて州民はすばらしい行動をとったが、今後も注意警戒を続ける必要がある」と声明を発表した。ペロテット州財務相も、「規制緩和は感染を減らせていることによるが、現状に安心するときではない」と話した。

NSW州で過去24時間で7,200人以上が新型コロナウイルスの検査を受けた。これまでに3,035人が感染、2,300人以上が回復した。感染者の75%は自宅療養で済んでいる。

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