【キャンベラ8日AAP】 連邦政府のモリソン首相は8日、新型コロナウイルスで失業した人たちを救済するための給与補助政策「ジョブキーパー」について、6月末に見直しを行う考えを明らかにした。同政策は、あくまでも最悪の時期を乗り切るための一時的な政策だったと強調している。
モリソン首相は、同政策について「大きな犠牲」を伴うと強調し、当初予定していた6か月間の適用期間を短縮する可能性を示唆した。申請を行った雇用主は、労働者一人当たり1,500ドルを隔週で受け取るが、予想を下回る申請数となっている。モリソン首相は、先行きが不透明な中で打ち出した政策だったとして、需要に合わせて見直しを行うとしている。
国内では州や準州が、7月までに3段階の規制緩和プロセスの導入に向けて始動しており、3段階が終了するまでにカフェ、レストラン、スポーツジム、美容サービス、映画館、テーマパーク、美術館などが再開する見通しだ。
【NSW7日】 NSW州政府は待望の「グレート・コアラ国立公園(Great Koala National Park)」計画を発表し、州内のコアラの5…
【ACT4日】 オーストラリア統計局(ABS)が4日に発表した2025年6月期の国内総生産(GDP)は前期比0.6%増と、市場予想の0.…