政治

予防接種拒否は助成金カット 1月から

【キャンベラ23日AAP】   予防接種を子どもに受けさせない保護者に対して保育助成金などをカットする法案が23日、上院を可決した。

「予防接種拒否は助成金カット」の法案は、野党労働党、グリーンズ(緑の党)、無所属議員らの支持が得られた。2016年1月1日より、医学的な理由なしで子どもに予防接種を受けさせない保護者に対し、保育助成金各種、養育助成金ファミリータックスベネフィットAの年度末追加助成金がカットされる。助成金がカットされる前に、最低2週間の予防接種済みを証明する猶予期間が保護者に与えられるという。

一方、自由国民党のデイビッド・リヨンヘルム議員は、子どもを持たない家庭が子どもを持つことを選択する家庭を支える義務はないとし、ほとんどの養育助成金は廃止されるべきだと話した。

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