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シドニー空港でコロナ検査ミス 当局

【シドニー8日AAP】  NSW州の保健当局は8日、シドニー空港で州境閉鎖となる前日の7日夜、ジェットスター機でメルボルンからシドニーに到着した乗客に対し、新型コロナウイルスへの感染を調べる検査が適切に行われなかったことを認めた。保健当局は、空港での検査体制が整うまで、NSW州への航空機の着陸を認めない方針だ。

 

保健当局によると、7日夜に到着したJQ520機の乗客は、当局職員が先に到着した便の乗客への検査が行われている間、ジェットスター職員が決められた手順を踏まずに、乗客をゲートから退出させたとみられている。乗客は全員が14日間の自己隔離を求められ、当局はこれに違反した場合、警察への通報を行うとしている。

 

保健当局は、乗客137人のうち89人が空港から出る前に検査を受けこれをパスしていること、48人については連絡を取った上で、これまでに45人が検査を済ませたことを明らかにしている。また、検査を拒否している3人については、州警察に通報を済ませているという。

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