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マイナス金利「ない」 豪準備銀

【キャンベラ7日AAP】  豪準備銀行(RBA)は、四半期ごとの金融政策声明を発表し、金利をマイナス金利に引き下げることはないと、あらためて否定したことが分かった。RBAは、失業率が10%に近づいたとしても、マイナス金利は「ほぼない」としている。

 

RBAは、マイナス金利の導入について、豪ドルに下方圧力がかかり、この刺激が恩恵を生むという意見には理解を示す一方、「金融システムにストレスがかかることで、信用貸しの供給に悪影響を及ぼすほか、支出よりも貯蓄を促すことにつながる」として、代償もつきものだとしている。

 

さらに、豪ドルについてRBAは「概ね健全な水準にある」として、これに介入する必要はないとの見解を示した。ただ、ウエストパック銀行のエコノミストのエバンス氏は「もし通貨が大幅に公定価格を上回った場合、現在の政策を見直す必要がある」と述べた。

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