【VIC州】 メルボルンを中心とした音楽シーンの生き残りは、州経済の復興に不可欠と、業界専門家が訴えていることが分かった。州政府に対し、業界の再スタートを後押しするような政策を打ち出すことが必須との見方を示している。
SA州立大学のホワイティング博士は、メルボルンのライブハウスなど小規模の音楽施設が、同州の文化や経済にもたらしている恩恵について調査を行った。博士は、生の音楽を聴かせる業界は、ライブハウスを中心に広報、地元ラジオ局、レコード会社などのネットワークに依存しているとして「これらの一つが倒れれば全体に影響が及ぶ」と指摘した。
2017年の統計によると、メルボルンは州民一人当たりに対するライブハウスの数は、世界の他都市と比べて多いことが分かっており、コロナウイルスが拡大する前は、土曜日夜の平均収益は600万ドルに上った。ホワイティング博士は、財政援助や規制などが導入されなければ、業界が行倒れになる可能性は十分あると警鐘を鳴らしている。
ソース:new.com.au-Melbourne’s live music seen to help Victoria’s COVID-19 recovery
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