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抗精神病薬使い過ぎ 高齢者施設

【ACT24日】  国内の高齢者介護施設などで“反抗的な態度”を示す人たちに対し、抗精神病薬が過剰に投与されていることが、王立委員会の聞き取りで明らかになった。同委員会は過去2年間にわたって高齢者介護施設に関する調査を進めてきたが23日が最後となり、今後は弁護士らが提言をまとめる。

 

ピーター・グレイ勅撰弁護士は「今後、高齢者介護において抗精神病薬の明らかな過剰利用があってはならない」と述べ、この問題を改善するための“具体的な方策”が必要であり、処方される場合にも最新の注意を払う必要があるとの見方を示した。

 

来年2月に発表される最終報告書には124の提言が含まれる。抗精神病薬のような薬剤は通常、精神病医や老人病専門医だけが処方し、その後、定期的な処方が必要であればGPが処方することが可能とする項目も含まれる見通しだ。

 

ソース:news.com.au-Antipsychotic medication overused in Australian aged care

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