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気球で10日間世界一周 新記録か

【パース22日AAP】  ロシア人の男性が気球を使った世界一周の旅を終えて23日、WA州パース近郊の町に着陸する予定だ。無事に帰還すれば、気球による世界一周の最短記録を2002年以来、14年ぶりに塗り替えることになる。

64歳のフィドル・コウニュコフ氏は10日前に出発した、WA州パース北東のノーサムとカルグーリーの間に到着する予定で、10日間の飛行時間は、気球の継続飛行による世界一周記録としては、2002年にフォセッツ氏が記録した13.5日を更新して最短となる。

一時は気温がマイナス56度まで低下するなか、ヒーターが故障するアクシデントにも見舞われたといい、息子のオスカーさんは「どうやって生き延びたのか、帰ってきたら話しを聞きたい」と述べた。

コウニュコフ氏はこれまでにもエベレストなど5大陸の最高峰登頂や、北極海の未踏の地に到達するなどの冒険をしてきたが、オスカーさんによれば今回が最も危険な挑戦だったという。さらに来年の挑戦もすでに決まっており、ラクダでオーストラリアを横断する予定だという。

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