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クルーズ業界 厳しい規制で再開求める

【ACT29日】   連邦政府が課した、クルーズ船の国内禁止が12月17日で失効する。世界最大のクルーズ協会は、新型コロナウイルスに配慮した厳しい規制に沿って運航再開を望む。

クルーズライン国際協会(CLIA)は、乗客・乗員は乗船前に新型コロナウイルスの検査を受け、乗客数を限定し、乗船中も毎日健康チェックや体温測定を義務付けると発表した。

CLIAオーストラリア支部のジョエル・カズ責任者は、「最初は地元クルーズに地元住民のみを人数限定で行い、乗客と乗員全員が新型コロナウイルスの検査を受け、スクリーニング検査や除菌手順も設ける」と話した。現在のクルーズ船禁止令が切れる12月17日以降、厳しい管理下で2021年に再開許可を政府に求めている。州内または国内のみの運航から始め、帰宅時には隔離が求められる。

クルーズ会社、カーニバル・オーストラリアの広報官は、「業界団体のピークであるCLIAが主導し、適切な再開時期について政府に働きかけている」と歓迎した。

ソース : abc.net.au – Cruise industry to introduce tough new COVID-19 measures when ban lifts in December

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